NanoKVMで自宅サーバをリモート操作する (NanoKVM PCIe版)
サーバ
Published: 2025-04-08

以前、NanoKVMを購入して自宅サーバのリモート操作を行いましたが、PCIe版を購入してみました。

NanoKVMで自宅サーバをリモート操作する

実は、PCIe版はPCIスロットに取り付けられるだけで、PCIeスロットに接続しなくても大丈夫です。
なので、PCIeスロットが空いていない場合でも、ブランクがあれば取り付けることができます。

AliExpressで購入

品名 価格 送料 合計
NanoKVM PCIE POE kit ¥7,502 ¥1,009 ¥8,511

PoE対応版で無ければ、6000円程度なので、かなり安いです。
WiFi版は、WiFiのモジュールが付いていますが、おそらく技適を取得していないので、日本では使用できません。

届いたので見てみる

箱

  • 箱は普通の段ボールにNanoKVMのロゴが印刷されています。

中身

  • 普通のPCIeカードと見た目は同じですね。

中身2

  • 内容
    • ハーフプロファイルのブランケット
    • USB A - C x 2
    • HDMIケーブル
    • LED、電源ボタン、リセットボタン用のケーブル

NanoKVM Fullと違って、HDMIケーブルが付属しているのは非常に良いですね。

ボード1 ボード2

  • KIOXIAのmicroSD 32GBが搭載されています。
    • NanoKVM Fullと同じですね。

接続

  • PCIeスロットに取り付けるとこんな感じです。
    • PCIeスロットには接続していませんが、これで大丈夫です。
    • 電源スイッチ、リセットスイッチ、パワーLEDのコネクタなどを接続しています。

背面

  • 背面はこんな感じです。
    • HDMI、USB、LANポートがあります。
    • LANポートはPoE対応です。
    • PoE対応のスイッチに接続すれば、電源供給が可能です。
    • PoE対応のスイッチが無い場合は、USB Type-Cから電源供給が可能です。

小さな液晶がついており、NanoKVM同様にIPアドレスなどが表示されます。

NanoKVMの設定

まとめ

  • PCIe版は、PCIスロットに設置できるだけで、PCIeスロットに接続しなくても動きます。
    • PCIeスロットが空いていない場合でも、ブランクがあれば取り付けることができます。
  • NanoKVM Fullと同じように、リモート操作が可能です。
  • HDMIケーブルが付属しているのがありがたいです。
  • PCケース内に収まるので、配線がスッキリします。